

春に咲く木蓮(紫木蓮:しもくれん)を渋く気高く表現しています。対角線を意識し余白を作るバランス感覚が秀逸。松本勝先生は、師・奥村土牛の言葉に従い納得ゆくまで粘り強く丁寧に描きます。
上品かつ高級な額縁も大事なポイントです。
1943 東京生まれ
1967 第52回院展初入選
1968 武蔵野美術大学卒業
奥村土牛・塩出英雄に師事
1969 日本美術院院友に推挙される
1981 春季院展出品作山種美術館買上
1983 春季院展出品作が外務省買上
1987 日本美術院特待となる
1989 春季院展出品作が外務省買上